保険のギモン女性医療保険の基礎知識
女性医療保険編
保険の基礎知識をご紹介しています。
保険について知ってから選びたい方や自分の入っている保険について知らない方はぜひご覧ください。
女性医療保険編
主婦の方の中には、夫の死亡保険の家族保障特約で補っているという方もいらっしゃるかもしれません。この場合夫の保険の主契約部分を解約してしまうと、特約部分も消滅してしまいますし、ましてや離婚してしまうと保障が受けられません。
そこで、女性が大きな死亡保障があまり必要ないという前提の上で、医療保障は確保したいというニーズを元に、最近では女性限定の医療保険商品や、医療特約が増えてきています。
女性医療保険はどんな保障?
基本的には、入院・手術に対して給付が受けられる医療保険と同じなのですが、女性特有の病気については保障が上乗せされています。具体的な例で申し上げますと、子宮がん・乳がん・子宮筋腫・子宮内膜症などで、入院した場合は通常の給付日額に上乗せされるとか、手術した場合も手術給付金に上乗せされて支給されるというタイプが一般的です。
どんな分類があるの?終身・定期・共済
皆さん女性は90歳まで何割の方が生存していらっしゃると思いますか?平均寿命86歳というのはなんとなく覚えていらっしゃるかもしれませんが、若い方はただ漠然とああ、86歳までは生きるのかしらぐらいにしか思っていませんよね。約4割の方は90歳まで、約2割の方は95歳まで生存するというデータが出ています。高齢になればなるほど病気・ケガの確率は高くなりますので、終身で保障を準備できら安心ではないでしょうか?
定期は加入時の保険料は割安ですが、5年・10年など更新ごとに確実に保険料はアップします。更新し続けても85・90歳で保障が切れるタイプが多くあります。共済は元々現役世代の相互扶助の精神から発足したものですので、60・65歳以後の保障は少なくなることが多いでしょう。
また、ボーナスと称して何年か毎に生存一時金が支払われるタイプが多いのも女性医療保険の特徴ですが、当然ですが保険料が高くなります。どうしても貯金が出来ないわ。というタイプの方以外は、保険は保険、貯蓄は貯蓄と分けたほうがよいかと思います。なぜなら、いざというとき引き出したくても保険を解約するわけにはいきません。固定されるお金になってしまうからです。手元にあれば、より有利な方に預け変えたりできますので。