保険のギモン医療保険の基礎知識
定期医療保険と終身医療保険はどう選ぶ?
保険の基礎知識をご紹介しています。
保険について知ってから選びたい方や自分の入っている保険について知らない方はぜひご覧ください。
定期医療保険と終身医療保険はどう選ぶ?
■「定期」「終身」の違い、それぞれのメリット・デメリット
医療保険には一定期間の保障を受けられる定期タイプの医療保険と、一生涯の保障を受けられる終身タイプの医療保険があります。
「定期タイプ」
あらかじめ10年、15年などのように保障期間を定めている保険です。年齢が若い時期には病気等になる可能性も低いので、そのぶん安い保険料で保障が得られるというメリットがあります。しかし、年齢が上がっていくに連れて病気等の可能性も上がっていくため、特に50代以降の高齢時期においては更新のたびにかなり保険料が上がってしまいます。それと70歳や80歳を上限に更新することができなくなる医療保険がほとんどで、この上限年齢を超えたときに保障が無くなってしまう可能性もあります。今後も医療技術の進歩に伴なって平均寿命が延びていくことが予想されるため、この保障を受けられる上限年齢には注意をしておく必要があります。
「終身タイプ」
一定の保険料で一生涯の保障を得ることができる保険で、保険料の支払い期間も終身払だけでなく、60歳迄や70歳迄というように幅広い選択肢から選べる商品が増えてきています。定期タイプと比べると若い時期の保険料はかなり高くなってしまいますし、途中で解約をしてしまうと結果的に割高な保険料になってしまうことがあります。
「定期タイプ」と「終身タイプ」の選択ですが、最近の長生きの傾向を反映して、一生涯の保障をカバーできる終身タイプの医療保険が人気です。終身タイプの医療保険で一生涯の保障をカバーして、保険料をリタイアする前に払い終えてしまう方法が、生涯支払う保険料を抑えられる効率的な加入方法です。