【セカンドライフ】 子供のいない家庭の保障の見直し
この世代はこう考えたい
もともと子供がいない家庭では、子供の教育費の負担がなかった分、老後費用等のために積み立てることができ、預貯金に余裕があるものと考えられます。
まずは、介護が必要となる可能性も踏まえた老後のライフプランの見通しも考え、豊かなセカンドライフを楽しむために、今まで準備してきた資産で十分であるか否か、確認をしておきましょう。
また、保障の見直しにおいて、まず死亡保障に関しては、大きな保障の必要性は低いと考えられます。ただし医療保障については、万一、病気やけがなどで長期にわたって入院する際、状況に応じて、個室等の利用も検討ができるように医療保障のさらなる充実を図っておくことで、老後の生活のために準備してきた預貯金を入院等で目減りさせてしまうリスクを回避することができます。
※各分野の必要度合いを0~10で表しています。
数字が大きいほど必要度合いが高くなります。
見直し事例
- 年齢:62 嘱託職員
- 性別:男性
- 家族構成:妻 (63歳 専業主婦)
見直し前の加入保険
a生命 養老保険 | |
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満期保険金 | 800万円 |
普通死亡保障 | 800万円 |
災害死亡保障 | 1,600万円 |
入院保険金 | 日額12,000円 |
手術保険金 | 12・24・48万円 |
保険期間 / 満期 | 10年 / 65歳 |
保険料(一時払い) | 約9,000,000円 |
b生命 個人年金保険 10年確定年金 | |
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年金額 | 65歳開始 40万円 |
月払保険料 | 約20,000円 |
合計月払保険料 | 約20,000円 |
見直し後の加入保険
A生命 終身医療保険 | |
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入院給付金額 | 日額5,000円 |
手術給付金額 | 10万円 |
先進医療特約 | 2,000万円 |
保険期間 | 終身 |
払込期間 | 終身 |
月払保険料 | 約5,000円 |
a生命 養老保険(継続) | |
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満期保険金 | 800万円 |
普通死亡保障 | 800万円 |
災害死亡保障 | 1,600万円 |
災害・疾病特約 | 日額12,000円 |
手術保険金 | 12・24・48万円 |
保険期間 / 満期 | 10年 / 65歳 |
保険料(一時払い) | 約9,000,000円 |
基本年金金額 | 40万円 |
10年確定年金(65歳から) | |
月払保険料 | 約20,000円 |
合計月払保険料 | 約25,000円 |
担当FPからのコメント
今回のご家族はお子様のいないご夫婦。扶養等を考える必要がないため、既存加入している一時払の養老保険の満期を迎え、満期金をご夫婦の葬儀関連費用として確保できるのであれば、新たに死亡保障を準備する必要性は低いでしょう。<br />ただし、養老保険の満期と共に医療保障もなくなってしまいます。保険料とのバランスも考慮しながら、終身型の医療保障への加入をお勧めします。<br />あとは、今までに準備してこられた預貯金等を、今後のライフプランに照らし合わせて、ライフプランの実現に必要な金額の再確認、および計画変更等が必要かどうかをご夫婦で話し合う時間を作られるとよいでしょう。
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