【50代】 子供のいない家庭の保障の見直し
この世代はこう考えたい
子供のいない50代の家庭は、今後のライフプランを改めて見通してみることが大切なことと言えます。退職の時期などを考慮し、セカンドライフをいつからスタートさせるのか、それに対する資金準備は十分か等々、ご夫婦で話し合っておきましょう。
ご夫婦がフルタイムで働く、いわゆる共働きの場合、夫婦のどちらか一方が亡くなった場合、遺された方が自らの収入で生活できることを考えると、生活費の工面にたちまち困ってしまう可能性は低いため、大きな死亡保障は必要ありません。
一方、主として、ご主人が収入を得て、奥様がパートもしくは専業主婦といった場合は、奥様の生活費の保障も考えておく必要がありますが、預貯金で対応できるようであれば保険で必ずしも備える必要はありません。
また、医療保障に関しては、持病も気になる世代。既存の医療保障の内容を確認し、ご自身の意向に沿わない内容であれば、切り替えも必要です。切り替えの際、預貯金とのバランスを考えて、保障のボリュームを考えましょう。ただし、持病があっても一般的な医療保障に加入できる場合もあるので、自分だけで考えず、専門家に相談してみることをお勧めします。
※各分野の必要度合いを0~10で表しています。
数字が大きいほど必要度合いが高くなります。
見直し事例
- 年齢:55 会社員
- 性別:男性
- 家族構成:妻(52歳・専業主婦)
見直し前の加入保険
a生命 定期付養老保険 | |
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満期保険金 | 100万円 |
普通死亡保障 | 1,500万円 |
災害死亡保障 | 2,000万円 |
災害・疾病特約 | 日額5,000円 |
手術給付金額 | 5・10・20万円 |
保険期間 / 満期 | 30年 / 60歳 |
月払保険料 | 約10,000円 |
b生命 ガン保険 | |
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ガン診断給付金 | 100万円 |
入院給付金 | 日額10,000円 |
保険期間 | 終身 |
払込期間 | 終身 |
月払保険料 | 約5,000円 |
合計月払保険料 | 約15,000円 |
見直し後の加入保険
A生命 終身医療保険 | |
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入院給付金額 | 日額5,000円 |
手術給付金額 | 10万円 |
先進医療特約 | 2,000万円 |
保険期間 | 終身 |
払込期間 | 終身 |
月払保険料 | 約4,000円 |
a生命 定期付き養老保険(継続) | |
---|---|
満期保険金 | 100万円 |
普通死亡保障 | 1,500万円 |
災害死亡保障 | 2,000万円 |
災害・疾病特約 | 日額5,000円 |
手術給付金額 | 5・10・20万円 |
保険期間/満期 | 30年/60歳 |
月払保険料 | 10,000円 |
b生命 ガン保険(継続) | |
---|---|
ガン診断給付金 | 100万円 |
入院給付金額 | 日額10,000円 |
保険期間 | 終身 |
払込期間 | 終身 |
月払保険料 | 約5,000円 |
合計月払保険料 | 約19,000円 |
担当FPからのコメント
今回のご家族は50代のご夫婦。奥様は専業主婦ですが、保険の見直しに際して、預貯金に余裕があれば、改めて死亡保障に加入する必要はないでしょう。ただし、既存の契約を確認してみると、医療保障は養老保険の特約となっており、60歳で保障がなくなります。あと5年で満期を迎える養老保険を今、解約する必要はありませんが、既存の契約に加えて、ご夫婦ともに終身型の医療保障に加入することを検討したほうがよいでしょう。
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