よくある質問(FAQ)
保障内容に制限を受ける場合があります。また、保険会社によって加入が可能な妊娠時期は異なるため確認が必要です。
妊娠していることが分かり、出産のリスクに備えて、もしくは周りの勧めを受けて、保険に加入しなくてはと考える方もいらっしゃるでしょう。妊娠中でも、妊娠の時期によって保険に加入できる場合があります。ただし、保障内容に制限を受けることもあり、注意が必要です。
医療保険の場合はどうか
まず、医療保険の場合、保険会社にもよりますが、ある保険会社の規定では妊娠28週目以降は加入することができません。医療保障に加入していると、異常妊娠や異常分娩による入院をした場合、入院給付金を受け取ることができますし、帝王切開となった場合は手術給付金を受け取ることもできるので安心です。ただし、保険会社によっては妊娠中の加入の場合、それらが給付の対象とならない場合もあります。また、子宮に関連する病気は一定期間、保障の対象外となる場合もあります。給付条件は保険会社により異なりますので、今回の妊娠についても給付対象としたい場合には、検討している保険商品の入院給付金等の給付条件がどのようになっているかを、各社の商品内容に明るい方にご相談、ご確認されることをお勧めします。
死亡保障の場合はどうか
一方、生命保険(死亡保障)の場合、加入できる時期は、やはり保険会社によります。日本における妊婦の死亡率は、極めて低いといわれていますが、一般的には医療保険と同様に妊娠28週目以降は加入することができません。保険会社によって、保険加入が可能な時期は異なりますので、確認が必要です。
出産後に加入することはできる?
医療保険、生命保険(死亡保障)のいずれの場合も、保険会社によりますが、目安として出産後1か月後から加入をすることができます。ただし、今回のご質問のように、一度帝王切開による出産をされた後に、新たに保険に加入する場合、妊娠に伴う入院や手術給付対象外となったり、および子宮に関連する病気が一定期間は給付の対象外となったりする場合もあります。
妊娠中の保険加入は、必ずしもできないわけではありません。ただし、条件が付加されるなど保障の内容が意向に沿わない場合もあります。また通常分娩であれば出産後に加入することもできます。しかし、予期せず帝王切開での出産となった場合は、出産後に加入した保険では、異常妊娠や異常分娩によるリスクに十分に備えることができない可能性が高いと言えます。それらのリスクにも対応できる保険に加入をしたいと考えるのであれば、妊娠前に加入をしておく方が望ましいでしょう。
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