【50代】 子供のいる家庭の年金の見直し
この世代はこう考えたい
夫婦が50代ともなれば子供も大きく成長し、教育費の準備というよりも、今まで準備してきた資金を教育費に支出している時期であると考えられます。
そのため、子供の教育費についての保障を考える必要性は低いでしょう。そして、夫婦ともにフルタイムで共働きであれば、夫婦どちらかが亡くなった場合でも、自ら収入を得ることができるため、生活費については大きな死亡保障は必要ありません。ただし、主としてご主人が収入を得て、奥様がパートもしくは専業主婦ということであれば、ご主人が亡くなった場合の奥様と子供の生活費の保障も考えておく必要があります。
既存の医療保障の見直しを行うことも必要です。持病も気になる時期です。若い頃に加入した医療保障が更新型になっている場合、何歳まで保障が続けられるか確認し、意向に沿っていない内容であれば、健康なうちに切り替えておきましょう。なお、切り替える際には、預貯金も若い世代よりも余裕があると思います。保険料とのコストバランスも考えて保障のボリュームを考えましょう。
また、今まで積立ててきた老後の資金準備がライフプランに沿ったものとなっているか、再確認をしておきたい時期でもあります。
※各分野の必要度合いを0~10で表しています。
数字が大きいほど必要度合いが高くなります。
見直し事例
- 年齢:52 会社員
- 性別:男性
- 家族構成:妻 (48歳 パート)、長男(大学2)、長女(高1)
見直し前の加入保険
a生命 定期付終身保険 | |
---|---|
普通死亡保障 | 6,000万円 |
災害死亡保障 | 8,000万円 |
入院特約 | 日額 5,000円 |
手術給付金額 | 5・10・20万円 |
保険期間 | 10年 |
払込期間 | 70歳まで |
月払保険料 | 約50,000円 |
見直し後の加入保険
A生命 終身保険 | |
---|---|
普通・災害死亡保障 | 300万円 |
保険期間 | 終身 |
払込期間 | 終身 |
月払保険料 | 約7,500円 |
B生命 収入保障保険 | |
---|---|
年金月額 | 15万円(年金受取総額 約3,600万円) |
保険期間 | 65歳まで |
払込期間 | 65歳まで |
支払保証期間 | 5年 |
月払保険料 | 約8,000円 |
C生命 終身医療保険 | |
---|---|
入院給付金額 | 日額5,000円 |
手術給付金額 | 10万円 |
先進医療特約 | 2,000万円 |
保険期間 | 終身 |
払込期間 | 終身 |
月払保険料 | 約3,500円 |
合計月払保険料 | 約19,000円 |
担当FPからのコメント
今回のご家族には、大学生と高校生のお子様がいます。教育費の準備は概ね完了に近い頃、というよりも、今まで準備してきた預貯金が教育費に支出されている時期であると考えられます。そのため、教育費についての保障を考える必要が低いでしょう。ただし、奥様はパートということですので、奥様とお子様の生活費の保障を考えておく必要はあります。<br /><br />医療保障は、定期付き終身保険の特約となっており70歳で保障が無くなる、または保険料がさらに高額になる可能性がありますので、見直しが必要です。<br />保険の見直しにより生じた余裕を、老後の準備のための積立等に充てるのもいいですね。
50代のほかの見直し事例
お問い合わせは、お気軽に!
- 複数の保険を比較・検討
- コンサルタントが訪問します
- 加入中の保険の分析だけでもOK
お問い合わせ 保険相談お申し込み
よくある質問