ライフステージ別保険の選び方 <結婚したら>
結婚は、これまでのライフスタイルや経済状況が大きく変わる可能性のある出来事です。保険の加入も、自分ひとりという基準から夫婦ふたりでの加入基準に変わります。これまでお互いが加入していた保険の保障内容を確認し、バランスのとれた内容となるよう、見直しを行いましょう。
ポイント1 結婚を機に保険を見直す ふたりのライフスタイルを考えよう!
世帯主の年齢が30~34歳の世帯の平均支出(※1)
結婚を機に保険の見直しを行う際にまず考えることは、 ふたりがどのようなスタイルで生活していくか 、ということです。 夫婦共働きであればお互いに収入があるため、どちらかに万が一のことがあってもすぐに生活できなくなる可能性は低いですが、 どちらかに収入がない 場合などは、遺されたパートナーのその後の生活を考えて 死亡保険 に加入する必要性も高くなります。30歳~34歳の毎月の支出は平均で 約31万円 (※1)ですから、万が一の時不足する分を保険で補えるよう見直しを行いましょう。 また、ゆとりある老後のために 個人年金保険 に加入し、老後の生活費の積み立てを始めるとより安心でしょう。
世帯主の年齢が30~34歳の世帯の平均支出(※1)
- ※1 総務省「家計調査年報」(平成20年)
ポイント2 女性は特に医療保険を充実させよう!!
39歳までの男女のがん罹患率(※1)
女性の場合この時期、医療保険を積極的に検討することをおすすめします。理由としてはまず、 妊娠・出産 の可能性が高いこと、次に、男性と比べて この年代でのがん罹患率が高い ことが挙げられます。 まず、妊娠・出産についてですが、医療保険の中には 月齢によっては加入できない ものもあるため、早めに加入しておいた方が安心です。また、医療保険は帝王切開などの 異常分娩 にかかる費用を保障するものが大部分です。 次にがんについてですが、39歳までで比較した場合、女性ががんにかかるリスクは男性の 2倍以上 (※1)。これは、乳房や子宮といった女性特有のがんのためです。一般的にがんの治療は長期になり、高額の医療費がかかることが多くなります。女性特有の病気への保障が手厚い、 女性医療保険 への加入を考えましょう。
39歳までの男女のがん罹患率(※1)
- ※1 がん研究振興財団「累積がん罹患・死亡リスク」
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